「素敵ママ」オーラ満載のライフスタイル本に打ちのめされる
素敵ママのライフスタイル本を買ってしまった
本屋をぶらついていたときに、「育児・ライフスタイル」なるコーナーに行ったら、わんさかと「素敵ママのライフスタイル本」の類が平置きされてました。
だいたい「素敵ママ」ライフスタイル本の著者のお年は30〜40代、同世代ママです。
結構じっくり立ち読みしましたが、だいたい書いてあることは似ています。
- 上手に家事もできず、イライラしたり落ち込んだりすることが多い生活だったけど、ちょっとの工夫とアイディアで一変、自分らしい無理のないライフスタイルを発見する。
- 余裕のある暮らしで、イライラが減って、家庭円満。
- 自分を見つめる余裕もでき、日々を楽しんでいる。
という内容。
その、素敵な家事の時短術やアイディア、考え方などが、綺麗な写真とともに載っていて、見ているだけでテンションが上がってきます。
何冊か立ち読みした上で、一番「アガる」本だった、「幸せな「お家時間」始めました」を購入しました。
関西在住のアラフォー主婦、yukiさんの素敵で幸せなライフスタイルが載っています。
すみからすみまで、じっくり読みました。
(ちなみに、yukiさんはミニマリスト ではないですが、インテリアなんどがミニマムな雰囲気なので、ミニマリスト の人にも受けが良いのではないでしょうか。実際に私も、yukiさんのお家のシンプルでカッコ良いインテリアにかなり心惹かれました。)
ライフスタイル本は幸せな気持ちになるけれど、同時に、気持ちがやられることもある
あ、言っておきますが「幸せな「お家時間」始めました」は、とても素敵な本です。
数あるライフスタイル本から、この本を選んで良かったと思っています。
ただ、キラキラしたライフスタイル本全般に言えることなのですが、読んでいるときは興奮するけど、いざ、興奮が落ち着いて我が暮らしぶりや現実に目を向けたときの、理想と現実の落差に、気持ちがやられてしまうことがあります。
書いている人にはまったく落ち度がなく(当たり前だ)、自分自身の問題。
ライフスタイル本は入念にライティングや物の配置、撮り方などにもこだわって写真が撮られているいわば「半分虚構の世界」。
それを真に受けて、自分自身のリアルな生活と比べてしまうのはナンセンス。
なーんて、頭ではわかっているんですけど!やっぱりね、人間ですから。。
「あんな素敵なお宅に比べて、うちは、こんなぐちゃぐちゃな家で。。」
なんて、グチグチ思ってしまう。
やはり「憧れ」と「モヤモヤ」は、表裏一体なのかも。
それでも、憧れることを私は捨てない
でも、そんなモヤモヤを抱えながらも、私はきっとこれからも、素敵ライフスタイル本を手にとってテンションを上げるでしょう。
それで良いと思っています。
だって、憧れて、「ああなりたいな」と思うこと自体は、すごく素敵なこと。
それに付随するモヤモヤも、否定せずに受け入れながら、「憧れる」気持ちをそっと大事にしていきたい。
何かに心を動かされたら、そのチャンスを見逃さずに、きちんと受け入れてあげるのが、自分を大事にすることでもあるはず。
そうすることで、思わぬ道が開けたり、何か新しい道が見つかったりすることがあると、アラフォーになった今でも信じているんです。これからも「憧れ」の気持ちは大事にしていきたいと思います。