【悲報】ブスは性格が悪い?その理由と、本当の真実
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ブスは性格が悪い?
ときどき、女子トークをしていると出てくる
「ブスは性格が悪い」(!)
という強烈なフレーズ。
皆さん、本当のところは、どう思ってますか?
確かに、そういう女性はいるにはいる、、と思います。
(なぜか女子トークしていると「職場の先輩」というカテゴライズで、そういうネタが頻繁に出てくる!)
でも、美人さんでもさー。鬼のように性格悪い子もいるしさー(笑)。
決して美人じゃないけど、愛嬌たっぷりで愛されキャラの子もいるし。
ブス=性格悪い、と直結することは、決してないと思うんです。
ただ、「ブスが性格悪い」とまことしやかに囁かれる理由に、やたら説得力のある説があるのも事実は事実(耳が痛い)。
それらの理由をタイプ別に検証してみました。
理由1:ひねくれタイプ
美人であると、特に若い頃は、本当っ!に得なことがたくさんあります!
黙っていても男子が優しくしてくれて、なにかと優先されて、ほめられたり好かれたり。
自意識過剰な思春期に、それを横目で見ながら、美人じゃない子は強烈な劣等感を持つことは、想像に難しくない。
その劣等感がエスカレートすると、決して顔立ちがブスなわけではないのに、
「自分は美人じゃない=ブスに決まっている」
という図式に取り込まれて、身動き取れなくなる若い女の子って、意外と多い。(私もそうでした)
- 「自分はブスである」と卑下した思い込み。
- 「あの子は美人」という強烈な羨望。
それらをこじらせると、絶えず他人と自分を比較して、
「どうせ私は」「どうせ何したって」「誰も私のこと好きじゃない」
と思ってばかりになってしまう。
すると、顔つきも暗く伏し目がちになり、何をしてもパッとしない雰囲気、自分に自信がなくてつまらないから、絶えず懐疑的で、ひねくれたものの見方をする。
本来の自分を見失って、「性格の悪いブス」を自ら、どんどん作り上げていってしまう。
青春の時期に、そういう気持ちでいるのって、大人になってから振り返ると、すごく勿体無いことだなと思います。
私も、ハイティーンの時期に、そういう思いに囚われたことがあって、その頃の写真を見ると、本当にひどい。。ねちっとしてて、暗くて、ブスなんだ。。
それを見て「しんどかったんだな、かわいそうなことしたな」
とも思いました。
もう少し、自分に自信をつけてあげたかったな、と思います。
若い頃って、ささいなことですごく傷ついて、自信を無くしてしまうんですよね。もし、周りにちょっと自信のなさげな若い女の子がいたら、その子の良いところ、チャーミングなところをどんどん言ってあげてほしいなと思います。
言葉ひとつで、人生の方向性って本当に変わりますから。
理由2:全員が「敵」タイプ
理由1は、内省的なタイプですが、理由2「人を敵と思う」は、攻撃的なタイプです。
まあ、これも「攻撃は最大の防御」ということで、これ以上バカにされたくないという思いから、他人に先制攻撃してしまう、という図式。
そして他人をイラつかせてしまい
「ブスはこれだから!性格が悪い!」
と思われてしまう悲劇パターン。
これも背景は切ない。
最初から性格が悪いひとなんて、そういません。
でも、誰かから見かけのことを傷つけられたり、ほんのちょっとしたことがきっかけで、自分の見かけにコンプレックスを持って、人を許せなくなり、殻に閉じこもってしまう、て誰にでもあるはず。
その傷つきが、怒りと憎しみに変わり、周りのすべてが、敵に思える。
自分を守ろうと周りに対して攻撃的になって、必要以上に人の悪口を言ったり、攻撃することで優位に立とうとする。
周りにこういうタイプの人がいると、なかなか大変です。
なぜか、職場にこういうタイプの先輩がいる!という話をよく聞きます。それだけ、一般的なタイプなのかもしれないですね。。
「自称ブス」を抜けだすきっかけ
自分を認めてくれる人との出会いや、ちょっとした前向きな言葉かけによって、「自信のなさ」を抜け出るきっかけさえつかめれば、案外すんなりと「性格悪いブス」を脱却するチャンスを掴めたりします。
私も、思春期の頃は自分をブスだ、ブスだ、と悩んで、卑屈で、妬みっぽくて、大変でした。
でも、青春時代に出会った友達や映画、本などの影響を受けて、ちょっとずつ前向きな気持ちになって、「自分がブス」という思い込みから少しずつ自由になれた気がします。
そして、人に優しくできるようになったら、男子からも声をかけられるようになり、大学時代、はじめて彼氏もできました。
その時思ったのは、
「自分をブス」と思っていて、良いことなんて何一つない
ということ。
ブスだと思う暇があったら、本読んだりメイクの練習したり、友達と美味しいもの食べて笑ったりしているほうがずっと健全だし、素敵な未来に繋がっていくと確信したのです。
悪口とブス
大人になると、「ブスは性格が悪い」に、もうひとつの意味があるように感じ始めました。
それは
「ブスだから性格が悪いのではない。悪口言ってると、顔つきが本当にブスになる!」
ということ。
悪口を言い合う姿は「ブス」集団そのもの
ドトールでひとりでお茶をしていたところ、アラフォーのママ友グループが隣の席だったんですね。
それで、やっぱり、あれですね、
女というものは誰かの悪口を言うと結束力が高まるみたいなんです。
とにかくずっと
「誰々さんがあーで!こーで!」
とかぎりなく悪口や噂話を、おっきな声でしゃべり続けていて。
誰かの悪口で意見が一致して、みんながどっと笑う瞬間。
思わず、ちらと顔を見ました。
うん、みんな、、ブスでした。(すみません)
顔立ちとかファッションとかメイクとかは、それなりにみんな綺麗にしているんですよ。
でも、そういうのを全部超越して、誰かの悪口を言って盛り上がっているママ友軍団たちの顔つき、笑う口元は、とにかくブスで下品で。
私は、ママ友付き合いは極力少なくして、子供の幼少期を乗り切ったクチでしたが、理由は、こういう不毛なグループでの集団おしゃべりが嫌いだったからです。
自分が思ってもいない誰かの悪口とかに、無理やり参加しなきゃいけないのがいやで、無意識にママ友付き合いを避けていました。
こういうので、無駄に「ブスの種」を増やさないように、大人になったら注意したいものです。
ブスを防ぐ秘訣
誰かを「いやだな」とか「ちょっとムカつく」ということは、生きていればあります。
思うことは悪いことじゃないです。
ただ、
第三者にそれを「悪口」として披露した時点で、「ブス」への一歩を確実に踏み出している気がします。
もちろん、ためこみすぎは体に毒なので、私もごく親しい昔からの友人や夫には、言ったりすることもあります。ただ、そのごく狭い範囲に、最低限おさえるよう気をつけてます。
せっかく久しぶりに会った友人とランチを食べているときに、始終誰かの悪口とかを話し続けたりは、しないように気をつけてます。(意外と、気をつけてないと女子ってやっちゃうんだよね!)
思っても、言わない。
それだけで、ブスになるのを避けることができます。
そう思うと、
ブスになるのは簡単で、美しさを保つのって努力が必要なんだな
と改めて思う今日このごろ。
どれだけ外見を磨いても、心のセルフコントロールをサボることで、あっという間にわかりやすくブスにつながります。
やはり美は1日にしてならず。
そして、ブスに転がり落ちるのはとても簡単。
美って、やっぱり、簡単ではありません。
自分への戒めも含めて、これからも「本当の美しさ」について考えていきたいなと思います。
追記:ブスに関するおすすめの一冊
自称ブスの税理士&大学准教授田村麻美さんの名著、ブスのマーケティング戦略
一応、ビジネス書?
なんだ?これ?
と巷で話題の一冊です。
外見コンプレックスと向き合う過程や、心理、そして彼女の強さと賢さが胸を打ちます。
自分を美人だと思っている人も、ブスだと思っている人も、そのどちらでもない人も、すべての人に読んで欲しい。必ず得るものがある、衝撃的な一冊です。