【美魔女って痛い!】と言われてしまう訳を本気 出して考えてみた
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美魔女はなぜ頑張ってるのに、世の中で「痛い存在」扱いされるの?
美魔女。
そう聞いて、なにを想像しますか?
テレビや雑誌では、
「驚きの美魔女の生態!」
とか
「美魔女の憧れ私生活を公開!」
とかヤンヤヤンヤしてますが、実際のところみんなの本心は
美魔女=年甲斐もなく見かけに命を燃やすおばさん
…て、思ってません?
だから「美魔女」て「美少女」「美女」みたいな言葉とはやや毛色が違い、「お笑い」のニュアンスが強かったり、「イタい」雰囲気を常に漂わせていたり、ちょいリスキーな言葉として独自路線を走っています。
さて。
美魔女になるのって、たぶん、すごく大変だと思うんです。
気力、財力、時間、余裕、体力。
それらが伴わないと、なかなかそのレベルに達しない。
なのに、世間的評価は低い(と思う)。
不思議な魅力と同時に、世間の冷たい風にも当たりやすい、「美魔女」という言葉。どうして、痛いだとか笑いの対象になってしまうのでしょうか。
仮説1:いい歳して、自分のことばっかり考えている?
40代、50代は良い大人。
なのに、自分の外見のことばかり執着し、そこに全精力を注いでいる姿を、世のの人は滑稽に感じたり
「いい歳して、まだ自分のことばっか考えてるの?」
と冷たい視線を送ってしまうのも、理由のひとつ。
実際は、子育てを終えてやっと自分の時間が出てきたから、美容にもう一度向き合っていたらこうなった、という美魔女さんが多いとは思うんですけどね。
世間の目は、「自分のことばかり考えてそうな人」に厳しい、という現実。
実際、外見ではない部分に執着して自分のことしか考えてない大人も、たっくさんいそうだけど、なかなか外からは分かりづらいもの。
その点、外見でわかりやすくレッテルを貼られやすい美魔女は
「良い大人なのに、、」
ビームの標的にされやすく、結果として
「あの人、痛い」
「自分のことばかり考えすぎ」
と糾弾されやすい立ち位置にいるのかも。
仮説2 年齢に抗う姿に不自然さを感じる?
アンチエイジング。
世の女性が齢を重ねる上で、必ず出会う言葉。
戦うか、戦わないかは、その人に委ねられるものでもあります。
美魔女たちはそれこそ、ヨガだのマッサージだの美顔器だのサプリだの水素水だの、あらゆる手を駆使して、外見をキープする(イメージがあります)。
実際は、
ナチュラルに年齢は重ねていきたい
健康的に美しくね
というナチュラル美魔女さん(美しいヨガの先生みたいな)も多いと思うのですが、テレビとかだと、ほら、わざと強烈な美魔女さん出してくるじゃないですか。。。
そういう影響もあり、
美魔女=全力で年齢に抗うおばさん
という印象が強くなってしまう気が。
仮説3 ナルシストぽくて鼻につく?
出た!ナルシスト!
ほんとうに、日本人はナルシストが嫌いです。
筋トレして、腹筋ばきばきに割ってインスタにあげる男の人をみて「ナルシストだ!」というのとほぼ同義で、美容にストイックに励み結果を出し続ける美魔女を見て、人は「ナルシストだ!」という印象を受けます。
ナルシストって、自分を自分で認めてあげられる、本来素敵なこと。でも、結構世の中は、それを許さない。そういうひとが醸し出す「独立独歩」「他者が不在」な空気感に、関係ないのに、ムッとしてしまう。
あと、やっぱりちょっと、羨ましいのかな。
「美魔女って痛いよねー」とか言いながらも、なんだかんだ外見がきちんと綺麗な美魔女を見ると、胸騒ぎを覚えるんだと思います。
私は、もし頑張ったとしても、ああはなれないかも。。。
そんな不安がよぎったり。
それなら、遠巻きに見ながら
「へー。ナルシストだねー!」
てヤンヤ言ってるほうが、ラクだし、ノーリスクだから。
まとめ
美魔女が、すごいと思われると同時に、ちょっと痛い、て思われてしまう風潮は、すぐには変わらないかも。と思います。
もし、あなたが世の中の支持を受けながら美しさをめざしていきたいなら、
「老いもすべて受け入れながら、ナチュラルに美しく年齢を重ねていくワタシ」
みたいな方向性を模索したほうが良いです。
ただ、個人的には、やっぱり美魔女ってすごいなあと思います。
実際に、美魔女っぽい人に会ってみると、すごく圧倒されますもん。
「痛い」とか「ナルシスト」とか思う前に、ただただ「迫力あるなあ!」と圧倒されます。
そういう美の「求道者」の美魔女のみなさんの、世の中の支持はたとえ得られなくても、信じた道をひたすら突っ走る姿は、素直にカッコいいとすら思います。もはや、アスリートです。美魔女は。
そういうわけで、これからも、美魔女のみなさんに敬意を払い、陰ながら注目&応援していきたいと思います!
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